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米山終了式に参加して 【国際奉仕委員会】

国際奉仕委員会
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先日、私は米山奨学会の修了式に参加し、皆さんからの温かいお見送りのお言葉をいただき、深く感動いたしました。

関西大学の博士課程に在籍しながら、2023年よりロータリー米山記念奨学金を受給してきました。この2年間は、学問的にも個人的にも大きく成長できた貴重な時間でした。奨学金のおかげで、経済的な不安を抱えることなく研究に専念することができました。博士論文の執筆を進めながら、学会発表や論文執筆の機会を多く得ることができました。また、専門書や研究資料の購入、学会参加費の負担など、研究活動をより充実させることができたことに深く感謝しています。

特に、昨年の国際学会では、自身の研究成果を発表し、世界中の研究者と意見交換を行う貴重な経験を得ることができました。 長い学生生活の中で、学業はもちろん、生活面でもこれほど大きな支援を受けたことは初めてです。米山奨学金のご支援のおかげで、無事に博士号を取得することができ、皆さんと共に過ごした2年間は、私にとって永遠に忘れられない時間となりました。

また、ロータリークラブの例会や奉仕活動に参加することで、日本社会への理解を深めることができました。特に、盲導犬の普及活動や募金活動に携わったことは、社会貢献の重要性を実感する大きな機会となりました。地域の方々との交流を通じて、日本の文化や価値観を学ぶことができ、単なる留学生としてではなく、社会の一員としての意識を持つようになりました。 今後は、これまでの経験を活かし、日本での大学教員の道を目指していきたいと考えています。教育と研究の両面で貢献できるよう、引き続き努力を重ねてまいります。

また、ロータリークラブを通じて学んだ社会貢献の精神を忘れず、地域や学生とのつながりを大切にしながら、日本と中国の架け橋となるような活動を続けていきたいと思います。

最後に、ロータリー米山記念奨学会の皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。奨学生としての2年間は、私にとってかけがえのない経験となり、今後の人生の大きな糧となりました。この経験を活かし、今後も精進してまいります。

米山奨学生  李 暁晗